ドッジボール競技規則

公式ルール&審判テキストブック

2010年度までは公式ルールブックと審判テキストブックは別にありましたが、2011-2012年度版より統合するとともに、2年に1度の定期改正を実施し、より円滑な競技運営を目指しています。

<2015-2016年度版 概要>
【改正日】2015年 4月 1日(水)
【施行日】2015年 6月 1日(月)
【体裁】A5判 137ページ

【内容】(1) 競技規則(公式ルールブックの内容)
    (2) 審判員テキストブックの内容
    (3) 実施統一事項・ゲーム等における統一事項
【価格】2,000円(税込) 

 

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公式ルール抜粋

(1)コート

コートの大きさは左の図の通りです。

内野10m×10m(青ゾーン)外野幅3m(赤ゾーン)

(2) チーム

1チームは12名以上20名以内です。試合は12名対12名で行います。

(3) 元外野

元外野は1名以上11名以下でその中でチームで自由に選べます。元外野も相手の内野の選手をアウトにしなければ自分の内野に戻れません。

(4) ジャンプボール

試合はジャンプボールで始まります。ジャンパーへの内野からの第1投の攻撃は禁止です。

(5) 抗議・アピール

試合中審判に抗議はできません。

(6) 攻撃とアウト・セーフ

相手のノーバウンドの投球を取れなかったり、当てられた場合にアウトになります。 一回のノーバウンドの投球で2名以上あたった場合は、最初の1名がアウトになります。 顔や頭にボールが当たった場合はセーフです(ヘッドアタック)。 1度味方に当たったボールを、ノーバウンドで取った場合は、その当たった選手はセーフです。 相手が投球したときにファールがあった場合、当たってもセーフです。

(7) 内野同士・外野同士のパス禁止

味方の内野同士・外野同士のパスは禁止です。

(8) 内外野への移動

試合中の内外野への移動はコートの外を通らなければいけません。

(9) ボールデットとボールの支配権

試合中、コート(内外野)の外にボールが出た時、ボールデットとなります。ボールデットになった時、そのボールは 最後にさわったのが内野の選手の場合相手の内野ボールになります。 最後にさわったのが外野の選手の場合、ファールがなければ自分の外野ボールになります(ワンタッチ)。 ただし、外野が投げたボールが直接ボールデットになった場合は、相手の内野ボールとなります。

 (10) 外野からのプレー再開

ワンタッチなどで外野の外からボールを取ってプレーを再開するときは、1度外野の中に入ってボールを頭の上に上げてからプレーを再開となります(外野の外から助走をつけて投げるのは禁止です)。

(11) 内野復帰の放棄

外野の選手が相手のアウトにしても次の場合は自分の内野に帰れません。 アウトを取ってから、外野の中でボールにさわったとき。 アウト取ってから、すぐに自分の内野に帰らなかったとき。

 (12) ファールとボールの支配権

オーバーライン

ボールを投げるときラインを踏んではいけません(2歩目も)。相手の内野ボールとなります。

ボールを取るときラインを踏んではいけません。相手の内野または外野ボールとなります。

ホールディング

相手のコートに転がっているボールをかき寄せてはいけません(空中はOK)。 ボールのあったところのボールとなります。

キープ・フォー・ファイブ(=5秒ルール)

ボールを取ってから5秒以内に投げなければいけません。相手の内野ボールとなります。

タッチ・ザ・ボディー

試合中、わざと相手の選手にふれてはいけません。相手の内野または外野ボールとなります。

ダブルパス

内野同士・外野同士のパスは禁止です。相手の内野ボールとなります。

 ヘッドアタック

相手の頭や顔を攻撃してはいけません。相手の内野ボールとなります。

 ファイブパス

パスは4回まで、5回目には攻撃しなければいけません。相手の内野ボールとなります。